会社を辞めて、一人で事業(まだ自営業レベル?)を始めると仕事とプライベートの区別などなくなる。意識的に今日は休む、と決められないこともないのだが、WEBサイトの更新や新コースの開発、ヨガスタジオの運営等々、仕事も楽しいので、趣味なのか仕事なのかよくわからず、家にいるときにもいろんなことをする。結果として店にいるとき(タイマッサージレッスンをやっていたり、受付でお客さんと話をしていたり)が休みなのか、家でパソコンに向かっているときが休みなのかはっきりしない。
かといって苦痛かといえば全くそんなことはなく、毎日旅行しているような、趣味をしているような感覚だ。ストレスもほとんどなく(ストレスは人間関係だけ)楽しい毎日と言える。

趣味と仕事が一致するいうのはいいものだ。よく「趣味は仕事にしない方がいい。趣味が仕事になってしまうと趣味でリラックスできなくなる」というのは間違いだ。仕事となった趣味は依然として楽しいし、プライベートで別のことをしたければ別の趣味を持てばいい。人間の興味は果てることはなく、趣味などいくらでも持てる。

ただ、何となく常に忙殺されていると読書をしなくなる。私は子供の頃から読書が大好きなのだが、この数年はほとんど読んでいない気がする。小説は一行一行しっかり読むのに集中力と時間を要するので特に読んでいないし、しばらく読まないような気がする。ビジネス本とか知識本は一冊1、2時間で読めるのでそういう本を読むことが多いが、今日は少し時間ができたので4冊くらい今から読もうと思う。

酒を飲むのも、遊ぶのも、仕事をするのもいいが、やはり至福のひとときというのは好きな音楽を聴きながら本を読むことではないだろうか。願わくば、リゾートホテルの白砂のプライベートビーチで波の音を聞きながら坂の上の雲でも読みたいところだが、家のベッドでMerle Haggardを聞きながら心理学の本を読むのも悪くはない