お店にかかってきた電話から転送されてくる通話をタイで受けるため、バンコクで携帯電話を買うことにした。

どこで何を買ったらいいのかさっぱりわからないので、ネットで調べてみると、旅行者の場合、プリペイド携帯とAISという電話会社(docomoのような最大手)のsimカードを買えばいいらしい。料金のチャージは端末のお店でも、セブンイレブンでもできるらしい。携帯電話はマーブンクロンセンター(MBK)の4階にたくさんお店があるとのこと。

で、とりあえずMBKに行ってみた。ひゃー、4階のフロアに露天のような小さなお店が数百という単位で密集している。しかも、スマート電話中心だったり、サムソン中心だったり、ipad中心だったり、置いてあるものの種類も店によって違う。いったい、どこで買ったらいいのか? 途方にくれる。

思い切って一つの店で、訪ねてみた。プリペイドモバイルフォンはあるかと(あるに決まっているが)。すると、イエスという答え。続いて、恥ずかしかったが「一番安いのはどれか?」「これだ」とサムソンの900バーツ(1バーツ2.7円)を出してくれた。安っぽい。もう少しいいのはないかと聞くとNokiaの一番安いのを出してきた。990バーツ。simカードは150バーツとのこと。これでいいかなと思ったが、相場がわからない。他の店でも聞いてみることにした。

Nokiaのプリペイド携帯はありますか? NOKIAのカタログを出してきて色々あるがどれがいいかと聞かれる。カタログにはなんと定価も書いてあった。さっきのは900バーツだ。さっきの店では少しぼっていたようだ。安い機種のうち、画面が少し大きいモデルを買うことにした(写真)。カタログには1070バーツと書いてある。いくらか聞いたら1050バーツでsimカードは100バーツ。値切ったらもう少し安くなるのかもしれないがまあいいかと買うことにした。そこで200バーツ分のチャージもしてもらった。チャージは50バーツくらいからできるようだが、チャージ料金に応じて有効期限が異なるようだ。タイの電話料金はとても安いので後から考えれば1週間の滞在なら100バーツで十分だった。

電話も使えるようになってご機嫌だ。機嫌よく、ロビンソンデパートの地下のスーパーTOPSに行って驚いた。スーパーの前にNOKIAの携帯電話屋さんがあり、私が買ったモデルを1010バーツで売っている。なんのことはない、わざわざMBKまで行かなくても、ホテルの近くのロビンソンで買えばよかったのだ。安心だし簡単だ。これが私のアドバイスである