タイ航空が安い。

7/31までの限定発売だが、羽田-チェンマイ往復でなんと35000円だ。しかも、行き帰り共に、バンコクでストップオーバーができる。燃油サーチャージもJAL、ANAの半額程度なため、燃油や空港税すべてを入れても50000円程で買えてしまう。で、6月にチェンマイに行ってきた。

羽田発の便は、バンコクに早朝4:30に到着する。乗り継ぎのいい朝一のチェンマイ行きの便は満席だったためバンコク国際空港で数時間待たなければならない。どうしようかと考えた挙句、そうだ、パタヤに遊びにいこうと思いついた。

パタヤといえば過去のリゾートだと思っている人も多いだろう。トレンドはパタヤ、プーケット、サムイ島、クラビ、ピピ島と変遷し、現在はタオ島が大変人気がある。タイのリゾートは、当初は静かで海が綺麗なのだが、人気の高まりと共にホテルが乱立し、ショッピングモールが出来、ボートや水上スクーターで海がうるさくなり、本当のリゾート好きは他の地域へ移動する、その繰り返しだ。そういう流れの元祖であり、ダーティなイメージも強いパタヤなのだがいいこともたくさんある。まずは、スワンナプームバンコク国際空港からバス、タクシーで僅か1時間半で行ける事、そして、いいホテルにリーゾナブルな値段で泊まれること。

特に、今回、空港に4:30に到着した後、タクシーでパタヤに行けば朝飯前にホテルにチェックインできる。満室でなければ早朝でも部屋に入れてくれる場合が多いので時間を効率よく使える。私は、このようにしてメルキュールホテルパタヤに宿泊した。ネットで予約すれば1300B-2000Bで泊まれるが朝食も豪華、立派なリゾートホテルである。パタヤまでのタクシーは1300Bだった。2時間ほど空港で待てばバス(200B)もあるが、時間の有効利用のためタクシーを使った。

パタヤで何をするかというとラン島である。ラン島は一日ツアーで行くことが多いところだが、調べてみると、定期船で自分で行けるらしい。で、9:00の船でラン島に行ったのだが、所要時間は一時間弱。30バーツ。着いたのはタウエンビーチというビーチ。ラン島にはいくつものビーチがあるがその一つだ。ここは人が多くてうるさい感じだったので、ソンテウ(乗り合いトラック)に乗ってサマイビーチに行った。40バーツ。その隣のTienビーチも見たが、Samaiビーチの方が美しく、人もそれほど多くなく、ラン島のベストビーチではないだろうか。ビーチチェアに座ると30バーツ(20バーツのこともある)。海の透明度や白砂ぐあいも素晴らしく、優雅な時間を過ごすことが出来た。スクーバダイビングが目的ではなく、ビーチでゆっくりするだけなら、ここで十分だろう。午後もパタヤに帰る船は多く、30バーツ。その船が15:30発の違う船着場からの船だったのでそこまでソンテウで30バーツ。行って帰って、160バーツ(430円)しかかかっていない。なんと安いリゾートなのだろう・・・。翌日はホテルのプールで午前中を過ごし、午後、バスで空港へ行き、そのままチェンマイへ飛び立った。チェンマイに行く途中に気軽に、安く行けるリゾートとして、パタヤはお勧めだ

写真はサマイビーチ(ラン島)