材料が揃ったらそれをハーブ玉にするのだが、ハーブ玉にはドライハーブを使ったものと生のハーブを使ったものの二種類がある。乾燥したハーブを使う場合は、細かく切断したハーブを乾燥させたもの(あるいは乾燥したハーブを細かく切断したもの)を使用する。この場合はハーブと樟脳を混ぜて布で包めば出来上がりである。乾燥したハーブは蒸気によって成分が抽出されて布の表面に出てくるのでこれでいいのである。
これが安く売っているハーブ玉である。ドライハーブを使っているので保存期間も長く、また輸入する際の検疫も簡単だ。そして何より安い。タイでは100円~200円程度で売られている。
ところが、生のハーブを使ったハーブ玉はそう簡単ではない。それについては次回以降で説明する。