なんだか急にコロナがなくなりつつある、と思うのは早急だろうか?街には人がだいぶ戻ってきたが依然として日々の感染者数は低いままだ。株価はすっかり戻ったし、アメリカでは密密で大規模デモなんかやっちゃっている。デモから二週間後の来週になってもアメリカで感染者が増加しなければ本当にコロナはなくなってしまったのだろう。

日本の感染者数、死者が異様に少ないのは世界的な謎とされていて、今後研究が待たれるが、仮説としてBCG接種とか、清潔な国民性とか、医療体制とか、初期の弱い中国ウイルスで免疫ができたとか言われている。アジアでは納豆、キムチなどの発酵食品を食べるので腸内環境が良くて免疫力が高いという説もある。私個人としては風邪にいいという緑茶を飲むことと、会話をする際の距離感が欧米より(中国、インドを除く)アジアは遠い、声も小さいのが効いているのではと思っている。しかし、冷静に見れば日本だけでなく、タイ、ベトナムも少ない。医療の整っていないミャンマーやカンボジアでも死者激増というニュースは聞こえてこない。

結局のところ、単純に気温が高いことが一番効いているのではないだろうか。そう考えるとこのところ感染者数が少ないのも納得できるしアメリカでも感染爆発はもう起きないだろう。そうだとすると、むしろ気温が高くてコロナの毒性が低いときにかかってしまうことが毒性が上がる寒い時期への備えとして有効な気すらする

以下のグラフは東京都が発表している感染者数の推移