激動の一年だった。
何か新しいことを始めると言うのは大変なことだ。肉体的に大変と言うより、精神的なタフさ、無神経さがなければやっていけない。
まずは、自分の無力さ、馬鹿さを痛いほど思い知らされる。わかっていたつもりのことが全くわかっていないかった。逆に言えば、それがわかっただけで学んだということなのだが、凹んだ気分の中、業務を進めなければいけないのは辛いものだ。
騙される、裏切られるということもよくある。これまた、精神的ショックが大きい。それを知ったときには呆然として座り込んでしまうほどだ。
簡単に言えば、失敗を無数に重ね、そのたびに落ち込んでいるのだが、楽天の三木谷社長は「失敗したとは思っていない。失敗したことに気づいていないんですかね」と笑って話していた。このくらいの無神経さ、タフさがあるからあれほどのスケールで事業を推進できるのだろう。人間の器とはそういうものかもしれない。
自分でできることは自分でするのが一番いい。(安易に)人に頼んだり、外注したら必ず後悔する事になるということを学んだ。
しかし、事業規模を拡大するには人に任せなければならない。そこで人事が非常に重要になる。一緒に働く人を慎重に選ぶようになったのは今年の成長点である。
1週間の休みになるが、システム開発や教材開発などやることは山のようにある。ブログだけでなく、来年に向けてしっかり基礎を築かねばなるまい。