これがハーブ玉の材料である。うこん、レモングラス、みかんの皮、タマリンド、しょうが、等々のタイのハーブ(雑草にしか見えないが・・)

そして、樟脳(ショウノウ)。防虫剤っぽい白い粉体だ。ハーブ玉を(蚊に刺されて)痒いところに押し当てられたときの気持ちよさはこの樟脳の作用によるものではないかと考えられる。もちろんハーブ自体の成分も効いているはずなのだが、ハーブ玉の気持ちよさのかなりの部分を樟脳と熱が担っているのではないか。

話がそれたが、ハーブ玉はそれらをまぜて作られる。樟脳の量は適量というのがあるが、ハーブの混合比はそれほど厳密ではない。その辺りが大らかなタイ人らしい。