そもそもハーブ玉のタイマッサージにおける位置づけであるが、あくまで補助的に用いるオプションである。ハーブ玉だけをやってもらうというコースは通常、存在しない。強い指圧をした後にその部分をいたわる様にハーブ玉を当てる。当てる場所は足、脚、腕、背中、お腹で、つまり、指圧を入れたセンに沿って熱いハーブ玉を回すように押し当てていく。

蒸し器から出したばかりのハーブ玉は熱いので、いきなり皮膚の薄いところには当てない。まず、足の裏のような皮の厚いところから始め、最初は、ぱっぱっと軽く当てていく。ギューと当てると中から熱湯が染み出してとてつもなく熱いのだ。

タイマッサージをふざけて行うことは厳禁だが、学校の生徒たちは熱いのが面白くてきゃっきゃ言いながら楽しそうにハーブ玉セラピーを行っている。この日はハンガリーから来た生徒もいてハーブ玉を楽しんで(?)いた。この写真がその模様である。