いつからこうなったんだろう??

空港での両替レートが異常に悪い。数年前まで空港での両替は損という認識はなかった。日々レートは変動するのではっきりしたことは言えないが、空港も市中の銀行もレートは大差なかったと記憶している。

今回、2011年6月3日(金)のスワンナプーム国際空港での両替レートは0.3541(1バーツ2.82円、いくつか銀行両替窓口があるがすべて同じ)、同じ日のパタヤウォーキングストリートでのレートは0.3704である。4.5%もの差だ。一般論として、空港では両替してはいけないということが言える。道理で誰も両替していないわけだ(以前はそんなことはなく、並んでいるくらいだった)。次回のタイ行きに備えて、帰国時に1、2日分のバーツを持って帰るか、手持ちのバーツがない場合はタクシー代の千-二千円程度の両替に抑えるべきである。

そして、市内での両替。これまた、結構な差がある。2011年6月5日(日)のチェンマイのショッピングモール(カスワンケウ=セントラル)内の3銀行のレートは0.3693-0.3663と開きがあった。その日は日曜日だったが、金曜日と月曜日のレートよりも悪かったので、土日はレートが悪くなるのかもしれない(たまたまかもしれないが)。

2011年6月9日(木)にチェンマイのターペ門の近くのレックチャイア・ナーブタッチスクールの並びにあるサイアムコマーシャルバンクで両替したらレートは0.3721だった。両替後に隣にも大華銀行という両替屋があることに気がつき(写真)、レートを見たらなんと、0.3745だった。滞在していた10日間で最もいいレートだ。隣で両替しておけばずいぶん得したと思うとショックは計り知れない:-o

このように、隣り合わせの両替屋でもレートは大きく異なるので比較は必要だ。私が見た中では、大華銀行UOBが最もレートがよく、クルンタイバンクがそれに次ぐ。また、レートは日々変動するので、ネットでタイバーツのリアルタイムチャートを見て情報を先取りし、午前、午後、夕方のレートが変わる前、あるいは後にいいレートで両替する必要がある。

まあ、通常のお金の使い方なら、こうやって気を使っても、数百円程度の差にしかならないので、このようなことを考えるだけで時間の無駄とも言えるが、いいレートで両替するのは気分がいいものである