先日ピシット先生が来日した際に、先生を日本観光にお連れした。向かった先は浅草と江戸東京博物館。外国人向けの東京の観光スポットとして定番だ。もう少ししたらこの地域に東京スカイツリーができるので、観光スポットとしては磐石だ。

江戸東京博物館に行くのは私は初めて。ピシット先生は、展示物を興味深くご覧になっていたが、1時間くらいで飽きてしまったようだ。写真は先生が籠に乗った貴重な(?)ショットである。

そう、籠。なぜ江戸時代に高貴な人は馬車や馬ではなく籠を使ったのか。籠はそんなに快適なものなのか、興味は尽きないが私は先生の写真を撮ることで余裕がなく、自分自身が乗ってみるのを忘れてしまった。

こういう博物館は説明書きを読めば読むほど面白い。先生をホテルに送り届けてから我に帰り、もっとしっかり見ておけば良かったと後悔した。今度は一人で出かけ、すべての展示物をちゃんと見て来ようと思った。歴史に興味を持つとは私も歳をとったものだ